制作作品について
キャンバス作り
このウェブサイトのアクリル画は、まず支持体として木枠に、描画前の地塗りの接着強度を上げるため麻キャンバスの裏面（地塗りがされていない面）を表にして張ります。次にキャンバスの布地の上にジェッソにサンドマチュールを混ぜた下地を塗り、乾燥後、赤色のアクリル絵の具で地塗りを行って制作に入ります。絵画表面がざらついた感じの重厚な絵肌になっています。
絵の具
描画絵の具はアクリルガッシュを使用しています。アクリルガッシュは絵の具の強度上絵画にはあまり向かないと言われる方もいますが、多くの画家が絵画や壁画、天井画など様々な作品に使用されていますし、私自身も30年以上使用してひび割れや剥離等起きたことはありません。アクリルガッシュならではの鮮やかな発色のとても良い明るくマットでテカリのない絵画を制作できます。
アクリルガッシュについて
作品
原画
原画の中央部分の拡大（ざらついた絵肌）
ターナーのアクリルガッシュ：モチーフを選ばない、強い接着力。ムラになりにくく、しっかりとしたノリのよさ。そしてあざやかな発色が生きる、デリケートなツヤ消しの仕上がり。さらに重ね塗りや溶き方の濃淡、すぐれた耐水性を生かせば、個性の表現は思いのまま。タフでしなやかなアクリルガッシュは、すべての人の描きたい気持ちに応え、かぎりない創造力を触発します。（ターナーウェブサイトより引用）