太陽富士天使

太陽の魅力とその象徴

赤い太陽

日本の国旗は、白地に赤色で丸が描かれたデザインで、法律上は日章旗(にっしょうき)と言いますが、古くから、一般的に日の丸(ひのまる)と呼ばれています。

日本では聖徳太子が遣隋使に託した文書以来、日本を”日出づる国”と言われており、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴しています。

また紅白は日本ではめでたいものの伝統色とされており、赤は博愛や活力、白は神聖や純潔を意味すると言われてます。

日本の神話で太陽は崇められており、また世界では昔から太陽はエネルギーの象徴とされています。生命力や成長、成功、魔除けなどさまざまな意味を込められた太陽はパワーの源であり、絵画でもパワーのあるモチーフ、パワーを得られ元気になるモチーフと言えるのではないでしょうか。

太陽神

太陽神は、 太陽を信仰の対象とみなし神格化したもので、古代より世界各地で太陽は崇められ、崇拝と伝承は信仰を形成しました。

日の出

日の出を見ると、心と体に良い作用をもたらす事が科学的に証明されているようです。
朝、目を覚まして太陽の光を浴びると脳内の神経伝達物質のひとつである「セロトニン」という物質が分泌され、心と体が目覚め、精神を安定させ心身の健康に効果的であると言われています。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、日の出の時間が一番効果的だと言われています。また、セロトニンは、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料でもあります。そのメラトニンには、季節・睡眠・覚醒・ホルモン分泌などのリズムを調整する作用があると言われています。

太陽の基本情報

  • 太陽の直径は1,392,700 kmで、地球の直径12,742 kmの約109倍です。
  • 太陽の重量は地球の33.3万倍で、約1.989×10^30 kgです。
  • 地球から太陽までの平均距離は約1億4960万 kmで、光の速度で計算すると約8分19秒かかります。

太陽の科学的研究

太陽は科学的にも非常に興味深い対象です。太陽の内部では核融合反応が起こり、膨大なエネルギーが放出されています。このエネルギーは太陽の表面から光と熱として放射され、地球に届きます。最近の研究では、太陽フレアやコロナ質量放出(CME)など、太陽の活動が地球の気候や通信システムに与える影響も注目されています。

太陽は私たちの生活に欠かせない存在であり、そのエネルギーと影響力は計り知れません。太陽をモチーフにした絵画は、見た人に力と元気を与えることでしょう。太陽の光と温もりを感じることで、私たちの心と体も健やかに保たれます。

 

富士山

撮影:2024年2月12日PM富士山西側から撮影

富士山

富士山誕生以後、繰り返された噴火により現在見るような美しい姿を作り出し、信仰や芸術なども育んできました。

世界遺産

富士山は信仰の対象であることから、自然遺産ではなく文化遺産として2013年にUNESCOの世界遺産リストに登録されました。

赤富士について

赤富士の定義としては、主に晩夏から初秋にかけての早朝に、もともと樹木が育たず赤みを帯びた富士の山肌(富士山は火山活動の影響で保水性が低くなり、樹木の育つ条件が欠けているため低いところに森林限界の境界線あります)が、朝日を受けて赤く輝く現象をいうとされています。(※赤富士は夏の季語です。)

また、紅玉芙蓉という言葉があります。紅玉芙蓉(※富士山の雅称・芙蓉峰[ふようほう])とは覆った雪が朝日をうけて紅に輝く冬の富士のことです。このような、冬に雪が積もった山頂が照らされて淡い紅色に染まった状態を「紅富士」言います。

ですが、一般的にはこの定義にこだわらず、赤富士はその名の通り、赤く染まった富士山を指すことが多いようです。

このような赤富士は、日本で最も美しい自然景観の一つといわれています。

 

赤富士を見るためには

赤富士を見るためには、いくつかの特定の条件が揃わなければなりません。

天候

晴れた日に限り、その美しい姿を見ることができます。

時間帯

赤富士は、太陽が昇る早朝、太陽が沈む夕方の時間帯にしか見ることができません。そしてその時間帯に見られる赤い日光の当たる富士山が望める場所選びが必用です。富士山を特定の角度から見ることで、その赤く美しい姿を捉えることができます。

このように赤富士をお目にかかれることは非常に稀であることから、幸運であるとされているようです。

赤富士は非常に縁起が良い

古来より人々を魅了し続けている霊峰富士。富士信仰は、富士山自体が神聖な存在とされています。

早朝、日の出ににより富士山が赤く染まります。「日出づる国」「日本(ひのもと)」と呼ばれる日本では、太陽と日本一の山、富士山は縁起の良い組み合わせとして考えられてきました。

赤富士には、厄除け・商売繁盛・願望成就・悪縁が切れるなどの効果があるといわれています。赤色は古くから厄除けの力がある縁起のいい色として知られており、通常の「青い富士」よりも、縁起物としての意味合いが強いと言えるでしょう。

このように赤富士の絵画は縁起がいいので、新築、結婚祝など、各種お祝いやお土産にも好まれると思います。

赤色のパワー

赤色には「力」「情熱」「自信」「達成」「リーダーシップ」「エネルギッシュ」などの色言葉があります。風水では、赤色は「エネルギーの象徴」とされており、力強さやエネルギッシュな「気」を与えてくれる色です。赤は生命力やエネルギーの象徴とされており、人をやる気にさせて行動力を高める効果や、健康面でも元気や活力を与える効果などが期待できます。

赤富士の絵画はどこに飾る?

風水では、東に赤色のインテリアを置くと健康運がアップするとされています。東は太陽が昇る方向で、発展や成長、前進のパワーがあるとされています。また、「赤」は魔除けの意味があるので、家の玄関口などに赤色の装飾品を飾っておくとよいといわれています。

天使

天使は神の使いとして人間界に遣わされ、神の心を人間に、人間の願いを神に伝えるものと言われています。また、人間の守護にあたることもある霊的存在とも言われています。

比喩的に、やさしくいたわりぶかい人やきよらかな人を言います。白衣の天使は看護師の美称です。