インスピレーションを見つけるためのアートブックおすすめ10選

創作活動に役立つインスピレーションを得られる日本で現在流通しているアートブックを10冊ご紹介いたします。

1. 『ものがたりの家-吉田誠治 美術設定集-』

  • 概要: ファンタジーな世界観に登場する家々を描いた美術設定集。アニメーションやゲーム制作を意識した設計で、建物の外観から内装まで細部にわたる描写が特徴。
  • 魅力: 著者の吉田誠治は美術設定において高い評価を受けており、幻想的でどこか懐かしい風景がインスピレーションを刺激します。
  • おすすめポイント: 新作15点に加え、イラストの制作過程を解説するメイキングも収録されており、初心者からプロまで楽しめる内容。

2. 『異世界に一番近い場所

  • 概要: 著者が現実世界で撮影した非日常的な景観写真集。古城や廃墟、深い森など、ファンタジー作品に出てきそうなロケーションが詰まっています。
  • 魅力: 写真の美しさはもちろん、それぞれの場所にまつわる簡単な解説が付属しているため、単なるビジュアルブックではなく読み物としても楽しめます。
  • おすすめポイント: 実際に訪れることも可能な場所を中心に構成されているため、アーティストや写真家にとってロケ地探しにも最適。

3. 『幻想店舗録 異世界に一番近い場所 Next level』

  • 概要: 日本国内に実在する、異世界のような雰囲気を持つ店舗を集めた写真集。喫茶店、居酒屋、カフェなどを中心に紹介。
  • 魅力: 店舗の内装や外観のデザインが非現実的な空間を演出しており、映画やアニメの背景デザインにも使えそうな要素が満載。
  • おすすめポイント: 店舗の所在地やアクセス情報も掲載されているので、気になる場所を実際に訪れることができます。

4. 『LIAM WONG TO:KY:OO』

  • 魅力: ネオンに輝く都会の風景は、ゲームや映画の背景デザインを彷彿とさせ、未来的かつノスタルジックな感覚を呼び起こします。
  • 概要: 世界的に有名なゲームデザイナー、リアム・ウォンが撮影した東京の夜景写真集。サイバーパンク的な世界観が広がる一冊。
  • おすすめポイント: 光と影、色彩の対比が美しく、写真を通じて新たな視点で東京を感じることができます。

5. 『あなたが物語をつづりたくなる四季の情景 100』

  • 概要: 四季の美しい風景を100点収録。各写真には創作のヒントとなるような短いタイトルが付けられています。
  • 魅力: 写真と文字が組み合わさることで、物語を紡ぎたくなるようなイメージが膨らみます。

6. 『物語を作る人のための 世界観設定ノート』

  • おすすめポイント: 作家や詩人、画家など、物語性を重視するクリエイターに特におすすめ。
  • 概要: オリジナル作品の設定をまとめるためのノート形式のガイドブック。地形、歴史、文化、キャラクターの設定を埋めていくことで世界観を構築できます。
  • 魅力: 書き込み形式なので、実際にノートとして使用でき、クリエイターの思考整理に役立ちます。

7. 『ヨーロッパの図像 花の美術と物語』

  • おすすめポイント: 漫画家や小説家など、物語を作るすべての人に最適な一冊。
  • 概要: ヨーロッパの花に関する美術作品をテーマにした一冊。作品の背景や文化的意味が解説されています。
  • 魅力: フラワーデザインや装飾に関心のある方に特におすすめ。花がテーマなので、優美で繊細なビジュアルが楽しめます。
  • おすすめポイント: インスピレーションを花のモチーフから得たいアーティストにぴったり。

8. 『ヨーロッパの図像 神話・伝説とおとぎ話』

  • 概要: ヨーロッパの神話や伝説をモチーフにした美術作品を多数収録し、その背景や物語を詳しく解説。
  • 魅力: アート作品から着想を得て、物語やデザインのインスピレーションを得たい人に最適。
  • おすすめポイント: 神話や伝説に興味がある方だけでなく、独自の世界観を築きたいクリエイターにもおすすめ。

9. 『ヨーロッパの幻想美術-世紀末デカダンスとファム・ファタール』

  • 概要: 世紀末デカダンスの世界をテーマにした美術作品集。退廃的でありながら美しいデザインが特徴です。
  • 魅力: 絵画や彫刻など、多彩なアート作品が含まれています。幻想的でドラマチックなビジュアルが目を引きます。
  • おすすめポイント: ゴシックやダークファンタジーにインスピレーションを得たい方に最適。

10. 『日本の装飾と文様』

  • 概要: 日本の伝統的な装飾や文様を豊富な図版とともに紹介。模様の意味や歴史的背景についても詳述されています。
  • 魅力: 日本文化を学びたい方や、伝統的なデザインを現代アートに応用したいクリエイターに役立つ内容。
  • おすすめポイント: 和風のデザインを取り入れたい人や、日本の伝統美に触れたい人におすすめ。

これらのアートブックは、視覚的な楽しみだけでなく、新しいアイデアや創作の刺激を与えてくれる内容ばかりです。興味があるものがあれば、ぜひ手に取ってみてください!

ABOUT US
満園 和久
3歳の頃、今で言う絵画教室に通った。その絵の先生はお寺の住職さんであった。隣町のお寺で友達の3歳児とクレヨン画を学んだ。 それ以降も絵を描き続け、本格的に絵画を始めたのは30歳の頃。独学で油彩画を始め、その後すぐに絵画教室に通うことになる。10年ほどの間、絵画教室で学び、団体展などに出展する。 その後、KFSアートスクールで学び油彩画からアクリル画に転向しグループ展や公募展等に出品し続け現在に至る。 ここ20年程は、「太陽」「富士山」「天使」をテーマにして絵画を制作。 画歴は油彩を始めてから数えると35年になる。(2024年現在) 愛知県生まれ 愛知県在住 満園 和久 (Mitsuzono Kazuhisa)