絵画を飾ることでストレスを軽減できる?効果と心理学的な視点から解説

はじめに

現代社会では、多くの人が仕事や家庭、日々の生活の中でストレスを感じています。そんな中、インテリアとしての「絵画」がストレス軽減に役立つことをご存じでしょうか?

美しい絵を眺めることで心が落ち着き、リラックスした気持ちになれるという研究結果もあります。本記事では、絵画を飾ることでストレスを軽減できる理由や、心理学的な効果、実際の選び方について詳しく解説します。

絵画とストレス軽減の関係

絵画がもたらす心理的効果

絵画を見ることは、脳の働きや感情に大きな影響を与えることがわかっています。以下のような心理的効果が期待できます。

  • リラックス効果

美しい景色や落ち着いた色合いの絵画を見ると、副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。

  • ポジティブな感情を引き出す

鮮やかな色彩や心地よい構図の絵は、脳内のセロトニンやドーパミンの分泌を促し、幸福感を高める効果があります。

  • 集中力を高める

自然の風景や穏やかな抽象画などは、視覚的な刺激を適度に与え、作業効率を向上させることができます。

科学的根拠と研究結果

絵画鑑賞がストレス軽減に効果的であることを裏付ける研究も多く存在します。

  • ロンドン大学の研究(2011年)

研究によると、芸術作品を鑑賞すると脳内の「報酬系」と呼ばれる部分が活性化し、幸福感が高まることが確認されました。これは、恋愛感情を抱いたときと似た脳の反応が起こるため、心が癒されると考えられます。

  • 日本の研究(2020年)

絵画をオフィスに飾ることで、従業員のストレスレベルが低下し、生産性が向上することが示されました。特に、自然の風景画や青や緑を基調とした作品がリラックス効果をもたらしたとの報告があります。

ストレス軽減に効果的な絵画の選び方

色の効果を活用する

色彩心理学の観点から、ストレス軽減に効果的な色の特徴を知っておくと、より適切な絵画を選ぶことができます。

  • 青や緑(リラックス効果)

→ 森や海など自然をモチーフにした絵画は、心を落ち着かせる効果があります。

  • 黄色やオレンジ(活力向上)

→ 明るい色合いの絵画は、気分を前向きにし、エネルギーを高める効果があります。

  • パステルカラー(安心感)

→ 柔らかい色調の作品は、心理的な安心感を与え、ストレスを和らげます。

モチーフごとの効果

絵画のモチーフにも、それぞれ異なる心理的効果があります。

  • 風景画(自然の癒し効果)

山や海、森林などの風景画は、自然の中にいるような気分をもたらし、心を穏やかにします。

  • 抽象画(自由な解釈で心を落ち着かせる)

観る人によって印象が異なる抽象画は、感性を刺激しつつもストレスを軽減する効果があります。

  • 動物画(親しみやすさと安心感)

犬や猫などの動物を描いた絵は、愛らしい印象でリラックスした気持ちにさせてくれます。

絵画の飾り方でストレス軽減効果を高めるポイント

適切な場所に飾る

絵画を飾る場所によって、ストレス軽減の効果が変わることがあります。

  • リビング → 家族と過ごす時間が長い場所なので、リラックスできる風景画や落ち着いた色調の作品がおすすめ。
  • 寝室 → 安眠を促すために、青や緑の色合いの作品を選ぶとよい。
  • オフィスや作業部屋 → 集中力を高めるために、爽やかな色合いやシンプルなデザインの作品が効果的。

照明を工夫する

間接照明を使うことで、よりリラックスできる雰囲気を作ることができます。特に暖色系の照明を当てると、柔らかい印象になり、心が落ち着く空間になります。

フレームや配置にもこだわる

額縁の色や素材によっても、印象が変わります。木製フレームは温かみがあり、金属フレームは洗練された雰囲気を演出できます。また、複数の絵画を組み合わせることで、バランスの取れた空間を作ることも可能です。

まとめ:絵画を飾って心を癒そう

絵画は単なるインテリアではなく、ストレスを軽減し、心を豊かにする効果があります。

✔ 絵画鑑賞は、脳の「報酬系」を刺激し、幸福感を高める

✔ 色やモチーフによってリラックス効果が異なるため、目的に合った作品を選ぶ

✔ 飾る場所や照明、フレームなどの工夫によって、より効果的な空間を作る

忙しい日々の中で、ふと絵画を眺める時間を作ることで、心が落ち着き、ストレスが軽減されるかもしれません。ぜひ、お気に入りの一枚を見つけて、生活に取り入れてみてください。

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ABOUT US
満園 和久
3歳の頃、今で言う絵画教室に通った。その絵の先生はお寺の住職さんであった。隣町のお寺で友達の3歳児とクレヨン画を学んだ。 それ以降も絵を描き続け、本格的に絵画を始めたのは30歳の頃。独学で油彩画を始め、その後すぐに絵画教室に通うことになる。10年ほどの間、絵画教室で学び、団体展などに出展する。 その後、KFSアートスクールで学び油彩画からアクリル画に転向しグループ展や公募展等に出品し続け現在に至る。 ここ20年程は、「太陽」「富士山」「天使」をテーマにして絵画を制作。 画歴は油彩を始めてから数えると35年になる。(2024年現在) 愛知県生まれ 愛知県在住 満園 和久 (Mitsuzono Kazuhisa)