自宅の壁に合うアートの選び方|おしゃれな空間を作るコツ

自宅の壁に飾るアートは、インテリアの雰囲気を大きく左右する重要な要素です。しかし、「どんなアートを選べばいいのか分からない」「サイズや配置に迷う」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、自宅の壁に合うアートの選び方 を詳しく解説します。自分のスタイルに合った作品を見つけ、より洗練された空間づくりの参考になればと思います。

アートを飾る目的を明確にする

まず最初に、アートを飾る目的を考えましょう。目的が明確になると、選ぶアートの種類やデザインの方向性が決まりやすくなります。

空間を引き締めるため

シンプルなインテリアにアクセントを加えたい場合、鮮やかな色やユニークなデザインのアートが効果的です。例えば、モノトーンの部屋にカラフルな抽象画を飾ると、一気におしゃれな雰囲気になります。

リラックスした雰囲気を作るため

寝室やリビングで落ち着いた空間を作りたいなら、自然の風景や柔らかい色調のアートがおすすめです。ブルーやグリーンを基調とした作品は、リラックス効果が期待できます。

個性を表現するため

アートは自分の個性を表現する手段の一つです。自分の好きなアーティストの作品や、自分で描いた絵を飾るのも良いでしょう。また、旅先で購入したアートを飾ると、思い出とともに楽しめます。

インテリアスタイルに合わせたアート選び

アートは、インテリアのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。以下のスタイル別におすすめのアートを紹介します。

モダンスタイル

モダンスタイルの部屋には、シンプルで洗練されたデザインのアートが合います。

おすすめのアート

  • モノクロの写真
  • 幾何学模様の抽象画
  • ミニマルな線画

北欧スタイル

ナチュラルな雰囲気の北欧スタイルには、温かみのあるアートが似合います。

おすすめのアート

  • 木のぬくもりを感じるアート
  • 優しい色合いの水彩画
  • 植物や動物をモチーフにした作品

インダストリアルスタイル

無骨でクールなインダストリアルスタイルには、力強い印象のアートがぴったりです。

おすすめのアート

  • モノクロの都市風景写真
  • スチールや鉄を使ったアート作品
  • ヴィンテージポスター

和モダンスタイル

和の要素を取り入れたインテリアには、日本の伝統的なアートが映えます。

おすすめのアート

  • 水墨画
  • 書道アート
  • 和柄を取り入れたモダンデザイン

壁のサイズとアートのバランスを考える

アートを選ぶ際は、飾る壁のサイズとのバランスを意識することが大切です。

大きな壁には大きなアートを

広い壁に小さなアートを飾ると、空間が寂しく感じられます。横幅1.5m以上の壁なら、幅80cm以上のアートを選ぶとバランスが取れます。

小さな壁にはコンパクトなアートを

廊下や玄関などの狭いスペースには、A4サイズ程度の小さなアートを組み合わせて飾るとおしゃれに見えます。

複数のアートを組み合わせる

1枚の大きなアートが難しい場合は、複数の小さなアートを組み合わせる「ギャラリーウォール」もおすすめです。

配置のコツ

  • 3枚並べる場合は、等間隔(5〜10cm)で揃える
  • さまざまなサイズを組み合わせる場合は、大きなものを中心に配置する

カラーコーディネートを考える

アートの色は、部屋全体のカラースキームに合わせると統一感が出ます。

部屋のアクセントカラーに合わせる

例えば、ソファやカーテンの色とリンクしたアートを選ぶと、空間にまとまりが生まれます。

モノトーンでシンプルにまとめる

白や黒を基調としたアートは、どんな部屋にもなじみやすく、洗練された印象を与えます。

コントラストを意識する

淡い色の壁には濃い色のアート、濃い色の壁には明るい色のアートを飾ると、メリハリがついておしゃれな雰囲気になります。

アートの種類と選び方

アートにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる魅力があります。

絵画

最もポピュラーなアートで、油絵やアクリル画、水彩画などの種類があります。

写真

モノクロ写真や風景写真は、シンプルで飾りやすいのが特徴です。

ポスター

手軽に取り入れられるアートで、ファッションや映画のポスターも人気です。

ファブリックアート

布を使ったアートは、柔らかい雰囲気を演出できます。

まとめ

自宅の壁に飾るアートを選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 目的を明確にする(アクセント、リラックス、個性の表現)
  • インテリアスタイルに合ったアートを選ぶ
  • 壁のサイズとのバランスを考える
  • カラーコーディネートを意識する
  • アートの種類を理解し、自分に合うものを選ぶ

適切なアートを選べば、空間の印象が大きく変わります。ぜひ、自分のスタイルに合ったアートを見つけて、素敵なインテリアを作ってください。

ABOUT US
満園 和久
3歳の頃、今で言う絵画教室に通った。その絵の先生はお寺の住職さんであった。隣町のお寺で友達の3歳児とクレヨン画を学んだ。 それ以降も絵を描き続け、本格的に絵画を始めたのは30歳の頃。独学で油彩画を始め、その後すぐに絵画教室に通うことになる。10年ほどの間、絵画教室で学び、団体展などに出展する。 その後、KFSアートスクールで学び油彩画からアクリル画に転向しグループ展や公募展等に出品し続け現在に至る。 ここ20年程は、「太陽」「富士山」「天使」をテーマにして絵画を制作。 画歴は油彩を始めてから数えると35年になる。(2024年現在) 愛知県生まれ 愛知県在住 満園 和久 (Mitsuzono Kazuhisa)