空き缶にアクリルガッシュで絵を描いてみた

アクリル絵の具用下地処理材、「金属・ガラス用プライマー」を使って空き缶に絵を描いてみた

皆さん、こんにちは。今日は、アクリル絵の具を使って空き缶に絵を描く方法を紹介したいと思います。

今回は、金属やガラスなどの滑らかな表面にアクリル絵の具をしっかりと定着させるための下地処理材「プライマー」を使いました。

使用した材料と道具

  • 空き缶
  • 筆(様々なサイズ)
  • マスキングテープ
  • パレット
  • 紙やすり(必要に応じて)
  • グロスバーニッシュ

ステップ1

空き缶の準備 まずは空き缶を準備します。

ラベルを剥がし、缶の表面をきれいに洗い、乾かします。もし表面が滑らかすぎる場合は、紙やすりで軽く研磨しておくと、プライマーがよりよく付着します。

ステップ2

プライマーの塗布 次に、金属・ガラス用のプライマーを塗ります。

プライマーは、アクリル絵の具が滑らかな表面にしっかりと定着するのを助けます

スプレータイプのものや、液体を筆で塗るタイプのものがありますが、今回は筆で塗るタイプを使用しました。

均一に塗り、完全に乾かします。

ステップ3

デザインの計画 プライマーが乾いたら、描きたいデザインを計画します。

下書きが必要な方は鉛筆で軽く下書きをしておくと描きやすくなると思います。

ステップ4

アクリルガッシュを使ってデザインを描きます。アクリルガッシュは、不透明で鮮やかな発色が特徴です。

まずは背景から始め、徐々に細部を描き込んでいきます。色が乾く前に色を混ぜたり、乾いた後に上から色を重ねたりすることで、様々な表現が可能です。

※私の場合はいつも下書きなしで描くので、いつもの絵画と同じように赤いアクリル絵の具で全体を塗って、そこに直接アクリル絵の具で輪郭を描き彩色していきます。

ステップ5

描き終わったら、完全に乾燥させます。

乾いたら、保護用のクリアコートをスプレーすることをお勧めします。これにより、絵が長持ちし、色褪せを防ぐことができます。

私の場合は艶出し仕上げ用保護ニスのグロスバーニッシュを塗りました。

柔らかい筆で平滑に泡立たないようにゆっくり丁寧に塗ります。

艶のあるクリアで堅牢な仕上げ保護材です。

 

まとめ

以上が、アクリル絵の具用の下地処理材と金属・ガラス用プライマーを使って空き缶に絵を描く方法です。

今回のプロジェクトを通じて、身近な材料でも工夫次第で素敵なアート作品が作れることを実感しました。皆さんもぜひ挑戦してみてください!

ABOUT US
満園 和久
3歳の頃、今で言う絵画教室に通った。その絵の先生はお寺の住職さんであった。隣町のお寺で友達の3歳児とクレヨン画を学んだ。 それ以降も絵を描き続け、本格的に絵画を始めたのは30歳の頃。独学で油彩画を始め、その後すぐに絵画教室に通うことになる。10年ほどの間、絵画教室で学び、団体展などに出展する。 その後、KFSアートスクールで学び油彩画からアクリル画に転向しグループ展や公募展等に出品し続け現在に至る。 ここ20年程は、「太陽」「富士山」「天使」をテーマにして絵画を制作。 画歴は油彩を始めてから数えると35年になる。(2024年現在) 愛知県生まれ 愛知県在住 満園 和久 (Mitsuzono Kazuhisa)